Tuesday 6 October 2009

死んだ翌日

死んだ翌日に
あの子は私のところにやってきた

寝苦しい夜明け
きっちり6.00AMに目が覚める
そして再び目を閉じると
そこにあの子はいた

もう痛くないないから大丈夫
心配要らないよ
あつこもがんばって

そういって笑った

弱々しい冬の朝日が差し込み
再び目を覚ます
ああ夢だったのだなあと
その朝は思った

今ではあれは夢ではなかったと思う

わたしの心が映し出した影は
わたしの中に入り込んだ
あの子の心だったのだろう

あの朝以来
あの子はやってこないのだが
それでも時々
強く存在を見せる

おそろいのペンダント
わけもなく昨日
首から落ちたよ

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